シグマのフルサイズFoveonは課題を突破できる見込みで今年中にプロトタイプの製作を開始する

PetaPixelのYouTubeチャンネルで、対談の参加者がシグマの山木和人社長に聞いたフルサイズFoveonの開発に関する話をしています。

The PetaPixel Podcast

  • 次のニュースは、Foveonセンサーの話だ。Foveonセンサーのサイズをフルサイズまで拡大することには、ずっと課題があり、シグマは2018年からこれに取り組んでいる。CP+でシグマの山木社長に話を聞いたところ、長年このセンサーの開発を阻んできた技術的な問題の根本的な原因を、ようやく絞り込めたそうだ。

    少しおさらいをすると、山木社長によればFoveonセンサーの開発には3つの段階があるとのことだ。2022年の時点で、第1段階(3層構造が機能することを確認するための設計シミュレーション)を終えて、第2段階(プロトタイプ製作)に移行したと発表していた。シミュレーションをもとに小型のセンサーを作り、フルサイズセンサーを作る前にテストする段階だ。

    シグマは2022年からずっとそこで足踏みしていた。繰り返し発生する問題のせいで、そこから抜け出せなかったのだ。しかし山木社長によると、今年の夏までにはそこを突破できる見込みだそうだ。そして、今年の終わりまでにはついにフルサイズセンサーのプロトタイプ製作を実際に開始できるだろうとのことだ。

    シグマは2018年の開発開始から10年目を目標にしているのかもしれない。2028年ならフルサイズセンサーのプロトタイプを造り、それをカメラボディに搭載するのにまだ十分な時間があるだろう。

    山木社長に具体的な技術的問題について尋ねたところ、彼は画素サイズの変更とセンサーの大型化に伴うノイズが本当に大きな問題だったと言っていた。Foveonセンサーについて知っている人なら、これは驚くことではないだろう。

 

フルサイズFoveonの開発はここしばらくの間、足踏み状態が続いていたようですが、今年の夏には問題を解決して足踏み状態から抜け出す目処がついたようですね。年末までにはプロトタイプセンサーの開発が始まるとのことなので、まだ時間はかかるとは思いますが、製品化への道がはっきりと見えてきたという印象です。元記事では2028年あたりの発売を予想していますが、どうなることでしょうか。