富士フイルムX-Proの新型機は期待に応えられる製品を届けたい

phototrendに、富士フイルムの商品企画マネージャー、マーケティングマネージャーのインタビューが掲載されています。

・Interview Fujifilm CP+ 2026

  • (第6世代のセンサーとプロセッサーでは何が優先事項となるのか?)
    優先事項は現行システムと変わらない。画質、AFの応答性、動画性能など、改善の余地がある分野が数多くあると考えている。これらの要素はどれも重要であり、着実に進歩させていくつもりだ。

  • (昨年のCP+で、X-Proシリーズが開発中止になっていないことを明言したが、将来のX-Proは、X-E5とどのように差別化を図るのか?)
    昨年も述べたが、X-Proシリーズの開発は中止されていない。ファンから高い期待をされているシリーズだと思う。具体的な時期は言えないが、期待に応えられる製品を届けたいと考えている。

  • (X-H2Sの後継機は予定されているか?)
    X-H2Sによって、動体を撮影するユーザー層を惹きつけることに成功したと考えている。現在展開している望遠レンズのラインナップにより、さらに多くの写真家がこのシステムを採用する可能性を秘めていると確信している。

  • (X half以外の1インチセンサー搭載カメラは登場するのか?)
    1インチセンサーは、高い画質を維持しながらデバイスの小型化を可能にするため、その可能性を探求していきたいと考えている。このサイズのセンサーを用いた将来の製品には、大きな可能性が秘められていると確信している。

  • (GFX100RFは商業的に成功した?)
    GFX 100RFは、軽量コンパクトなため、GFXシリーズの中でも実用的な日常使いのカメラとして、市場から大変な好評を得た。多くのユーザーから、より明るいレンズやボディ内手ブレ補正を求める声があったことは承知しているが、これがGFXシリーズの中で最小・最軽量を実現するための最善の構成だった。実際、GFX100RFを購入したユーザーからは、レンズのF値や手ブレ補正非搭載が気にならなくなるほど、使い勝手が良いという感想をいただいている。

  • (今後、さらに多くのパンケーキレンズが登場する?)
    27mmレンズの好調な売れ行きに加え、新発売の23mmレンズも好調な売れ行きを見せている。パンケーキレンズとカメラボディの組み合わせは、非常に洗練されたパッケージで、将来的にパンケーキレンズのラインナップを拡大していく可能性があると思う。

  • (将来のパンケーキレンズにはどの焦点距離が適していると思うか?)
    コンパクトなサイズを維持するには、焦点距離が短い方が適していると思う。そのため、広角域で新しいレンズを開発する余地があると考えている。

  • (次にアップデートされるレンズはどれか?)
    具体的な計画は言えないが、我々の目標は、全く新しいレンズと、デザインを一新したレンズを同時に発売することだ。

  • (既存のレンズを第2世代のレンズに入れ替えるとき、最も重要な基準は何か?)
    レンズによって異なるが、16-55mm IIではコンパクトさを最優先した。画質を維持しながらサイズを小さくすることが目標だった。Xシリーズのコンセプトは携帯性がベースなので、小型軽量化は常に重要な目標だ。

  • (将来のXシリーズやGFXシリーズのカメラにAIが搭載される可能性はあるのか?)
    当社のXシリーズカメラは既に被写体検出などのタスクにAIプロセッサを利用しており、技術の進化に伴い、将来的に無限の可能性を秘めていると考えている。

  • (フィルムシミュレーションは既存のフィルムのシミュレーションに限定されるのか、それともそれを超えることも検討しているか?)
    我々には2つの方向性がある。1つ目は、フィルムシミュレーションやレシピのラインナップを拡充していくことだ。2つ目は、ハードウェアやセンサーの進化に伴い、将来の技術を活用して既存のシミュレーションを更新し、より洗練させていくことだ。したがって、我々はこの2つの道を、将来に向けた別個の可能性として捉えている。

 

X-Proシリーズの新型機に関しては、開発が進められていることを明言しているので、発表時期は分かりませんが、登場することは間違いなさそうです。

また、「1インチセンサーには大きな可能性が秘められている」と述べられているので、X half以外の1インチセンサー搭載機の登場も期待できそうですね。

レンズに関しては、小型軽量化に主眼を置きながら既存のレンズのモデルチェンジと新規レンズの2本立てで進めることになりそうです。新しいパンケーキも期待できそうな雰囲気ですね。