EOS 5D Mark II の高感度画像は入手可能なデジタル一眼の中で最も綺麗

DigitalCameraReviewにEOS 5D Mark II のレビューが掲載されています。

Canon EOS 5D Mark II Review

  • ファインダーは視野率98%で旧5Dよりも向上しているが100%が欲しい。5D Mark IIのファインダーは非常によいが、α900での撮影を経験してしまうと、他機種のファインダーに戻るのは難しい
  • シャッターラグやAF速度は良好だが、暗所ではしばしばAFが迷うことがある。ファッションショーでは使ってきたが、航空ショーやカーレース、スポーツイベントには持っていかない
  • オートホワイトバランスは日中野外では良好だが、白熱灯ではとても赤くなるので頼らないほうがいい
  • 画質は期待通り素晴らしいもので、色再現性も良好。ダイナミックレンジも極めて広い
  • 高感度はISO1600よりも上では若干ソフトな描写になるが、今日入手可能なデジタル一眼で最も綺麗な画像。ディテールはISO25600でさえよく保たれている
  • 動画をまったく使わない目利きのフォトグラファーにさえ、アピールできるカメラ

 

高感度の画質は、全デジタル一眼中最も綺麗という極めて高い評価になっています。暗所でAFが弱いことは以前PopPhotoのレビューでも指摘されていたので、これは5D Mark II のウィークポイントなのかもしれませんね。

視野率100%のファインダーは、フルサイズ中級機ではα900が、APS-C機ではD300とK-7が採用して、だんだん包囲網(?)が狭まってきている感じですが、キヤノンがどう動くか注目ですね。