オリンパスE-P1はスタイリッシュでクラストップレベルの画質

 dpreviewにオリンパスE-P1のレビューが掲載されています。

Just Posted: Olympus E-P1 in-depth review

  • 解像力は素晴らしく、画像は多くのディテールを持っている。画質に大きな欠点はなく、同価格帯の多くのデジタル一眼レフと同じくらいよいが、出来のよいAPS-C機よりもノイズが少し多く、ダイナミックレンジも少し狭い。しかし、総合的な画質の評価は圧倒的に肯定的なもの
  • 沈胴式のキットレンズ(14-42mm)は小さいにもかかわらず、しっかりとしたクオリティ(17mmのパンケーキは劣る印象)で、E-P1との組み合わせで卓越したレベルのディテールの描写
  • 多くのデジタル一眼と異なり、JPEGがすべての感度で並外れて素晴らしいので、ベストの結果を得るためにRAWで撮影する必要がない
  • ハイライトが飛びやすく、ISO100ではダイナミックレンジが狭い。高感度の性能はISO3200まで良好
  • AFは遅く、撮影の際によく考えてアプローチする必要がある。暗所での撮影は、AFが合わず、ライブビューの画質が悪い。控え目に言ってもいらいらする
  • 液晶モニタは解像力が低く明るい場所では見難い。複雑なメニューシステムは使いやすくは無い
  • 大部分の面白いアートフィルターは、動作速度が遅くなる。そして、動画では使い物にならない
  • スタイリッシュでトップレベルの画質のマイクロフォーサーズ機を作ったオリンパスに敬意を表するべき

 

膨大な量のレビューなので、結論の部分をかいつまんでまとめてみました。dpreviewの評価では、画質はかなり褒められていて文句のない評価ですが、AFの動作に関してはやや低い評価になっています。

他の海外のサイトのレビューでもE-P1のAFに関しては、あまり芳しい評価ではなかったので、これは、E-P1のウィークポイントなのかもしれませんね。

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