リコーが10月を目処にHOYAからデジタルカメラ事業(ペンタックス)を買収

日本経済新聞に、リコーがHOYAからデジタルカメラ事業(ペンタックス)を買収するという記事が掲載されています。

リコー、HOYAから「ペンタックス」買収 デジカメ強化

  • リコーは10月をめどに、HOYAが「ペンタックス」ブランドで展開するデジタルカメラ事業を買収する。ペンタックスの一眼レフ技術などを取り込み、成長市場の新興国を中心に事業を拡大する。主要メーカーだけで国内に9社がひしめくデジカメ業界は集約が不可欠で、本格的な再編が始まりそうだ。

 

HOYAのカメラ事業(ペンタックス)は、3月期の決算で大幅な増益で黒字転換したという情報が流れていたので、当分はこのままの状態で行くと思っていましたが、ここでリコーの買収というのは驚きですね。

ペンタックスとリコーの今後の製品展開が気になるところですが、ペンタックスの一眼レフや中判はそのまま継続して欲しいものです。ただ、GXRやPENTAX Qもあることを考えると、リコー1社ですべてのシステムを維持するのは結構大変かもしれませんね。いずれにしても、ペンタックスとリコーの今後の動きから目が離せませんね。

 

[追記] HOYAがPENTAXイメージング・システム事業のリコーへの譲渡を正式に発表しました。

PENTAX イメージング・システム事業の譲渡に関するお知らせ (※PDFファイルです)