|
α57 | α33 | α55 | α65 | NEX-5N |
---|---|---|---|---|---|
Overall Score (RAWによる センサーの総合点) |
75 | 70 | 73 | 74 | 77 |
Color Depth (色の再現域と分離) |
23.4 | 22.8 | 23 | 23.4 | 23.6 |
Dynamic Range (ダイナミックレンジ) |
13 | 12.6 | 12.4 | 12.6 | 12.7 |
Low-Light ISO (DxOの基準で許容できる 最高のISO感度) |
785 | 591 | 816 | 717 | 1079 |
- α57の測定結果は、他の透過光ミラー機と非常に近い。α57のスコアは、総合点は28位、色再現は30位、ダイナミックレンジは14位、高感度は48位だ。
α57のスコアはα55とほぼ同じなので、α57はこれまでと同じソニーの16MPセンサーを採用しているようです。ただ、α55と比べるとダイナミックレンジと色再現のスコアが少し向上しているので、若干改良されているのかもしれませんね。α57とNEX-5Nとの高感度の違いは、元記事でも触れていますが、過光ミラーによる損失分のようです。
ももんが
このようなところが家電メーカーだと言われる所以でしょうか?新商品スケジュール本位のような印象を受けます。
rikken
ソニーの販売員によると、α57は5Nでなく55と同じセンサー・画像処理技術を使っているという話でした。
ホントかな??
ただ、JPEGに関してはα55より向上してます。
最近は各社ともJPEG画質も向上中です。
α57(kissx6も)はJPEGメインで利用される機種なので、
この程度の画質で特に問題ないかと思います。
(高感度・DRの評価でd800に対して5d3が過小評価されている
のを見る限りでは、DxOもモノサシの一つとして信じすぎ
ない方がよいのではないかと考えるようになりました)
naga
α77とα65って
同じセンサーで高感度に100近い差があるのですね。
https://digicame-info.com/2012/06/d3200dxo-mark.html
それにしても、α57は画素抑えたにかかわらず
高感度はα55やα77より下ということですか。
突貫開発機ゆえの完成度の低さなのか
内部回路など見えないところの
コストダウンゆえなのか。
ま、数値は半信半疑で見たほうがいいのかもしれませんね。
smileblog
nagaさん
>それにしても、α57は画素抑えたにかかわらず
>高感度はα55やα77より下ということですか。
おそらく逆で、α77は画素数が多いからDxOMark上の許容ISO値が高いのでしょう。あそこは、等倍でなくリサイズして許容ISO決めているので。
それとα57は画素数を抑えたというより、好評の16MPセンサーを使い続けているというだけだと思います(良い意味で)。
α57は良いカメラだと思います。ただ、上位機に遠慮して(コストの問題もあるでしょうが)EVFがワンランク下なのが残念。
np
どちらかと言うと絵作りやエンジンの問題なんじゃないかと最近思ってます。
SONYのCMOSだからとかキヤノンのCMOSだからというのもちょっと違うのかもしれませんね。
al
α全般、JPEGにしかDレンジオプチマイザーは効かないんじゃなかったでしたっけ?
ASA
ペンタ・ニコンとの点数差が顕著ですね。今後は24MPに逐次移行してゆくでしょうから、優秀な16MPセンサーの実力をソニーはついに最後まで引き出しきれなかった、ということですね。
トリック
α57への買い替えを検討していてDxOのセンサーテストの結果とDigital Photographyのレビューを見てからと思っていましたが、正直テストの結果は萎えますわ~。1年半前のカメラより高感度が落ちるって。
ePHOTOzineのレビューではα55と“同程度に良いカメラ”とあったのが、裏付けられた形でしょうか。
写真のサンプル見たら高感度ノイズが減っている風に感じたのは、ソフトの改良なのでしょうね。センサーはマイナーチェンジで。
私的には、これだと過度な高画素α65が消え、α37との勝負になりますが、実際はセンサー以外の性能・機能で37、57、65は使っていると違ってくるのでしょうが。
まあ、α57は他社と比べて悪い事なんで全く無いし、やはり本命かな~?でも、65との価格差がまだ少ないし、37で下値が止められてる格好なのが、面白くないです。65とは1万円以上は安くなって欲しいと勝手に願う。
sigsegv
DxOは機械計測なので人間の評価より客観的で公正ですよ
ドナドナ計画中
> はっきりいって5Nの方が全然使いやすいし高得点あげてもいいはず。
私も 5N はかなり良いカメラだと思っている一人です。
> DxOってカメラメーカーに遠慮して
それなら 5D3 にあんなスコアつけないでしょう (発表までまかり時間がかかったのには、いろいろな理由がありそうですが)。
雲にい
透過ミラーカメラはどうやっても「透過ミラーによる損失が…」と言われちゃうのが難だな。ミラーアップ機能を望む人も多いけど、それやるとAFやゴミ取りといった技術的な問題以上に、ミラーが画質を損ねることを認めることになっちゃうし。
smileblog
>DxOってカメラメーカーに遠慮して、ヒエラルキーに沿った点数付けをしてるような気がする。
それはないでしょう。
DxOは製品にもなっています。sigsegvさんの仰る通り、客観的で公正でなくては誰も見向きもしないし買わないでしょう。
ただ、測定結果そのものは公正でも点数に落とし込む際に人の手が入っているので、注意が必要だと思います。どの値を重視するかは、撮影条件や撮影者によって考え方が異なります。あまり気になるようなら、点数でなく、結果全体を見られることをオススメします^^
ごん
これはAマウントの存在意義を疑問に感じてしまう結果ですねぇ。
どうもαはキヤノニコに太刀打ちできないイメージで、NEXの方はかなり人気な気がするのですが、実際は続けるだけのうま味があるのでしょうか。
私はもうすぐNEXユーザーなので、こっちに注力して欲しい所ですが。
foxhound
同じセンサーでもメインPCBに配線のノイズ対策や距離、ボディ自体のノイズ対策で全く変わりますよ(笑)
カメラをバラバラにしたことがある人ならわかるでしょうがバスタレイドやシールド線、銅箔テープなどで各社ともに必死に信号ノイズを撮ろうとしています。
どんなに素性のいいセンサー使ってても処理前にノイズが乗ったら意味無しです、センサー自体のノイズにそれらが乗るわけですからね。
各社ともそこいら辺りは承知の上でコストの許す限りの対策を工夫しているのでしょう。
A900
確かに最近はJPEGのほうがRAWをかなり頑張って現像するより綺麗に出ることが多いですよね(特に高ISO時)。それなら各メーカーがハードで行なっているノイズリダクションや補正を全く同じアルゴリズムで再現する機能を現像ソフトに付けないとRAWで撮る意味が段々薄れてくるように思うのですが。
匿名
現像ソフトも年々進化してますけどね
露出の失敗をカバーするためにもRAW撮りは欠かせませんし
手持ちのカメラでは高ISO時のノイズ除去はRAW現像の方が優秀です
LightRoomならISOごとの現像設定を一度記憶させておけば面倒もないですし
moumou
>DxOは機械計測なので人間の評価より客観的で公正ですよ
機械計測が客観的で公正と言うのはちょっと過信しすぎでは?
測定項目や数値のまとめ方次第で結構意図的な結果が出せますよ。
客観的で公正な測定とは専門機関が利害関係を排除して決めた測定方法に則って公式に校正された測定装置を使ったものだけです。
公式な測定と言っても車の出力値みたいに国によってバイアスの掛かった測定も有るので完全に客観的で校正な測定は中々有りませんが・・・
沢山有る評価の一つとして見るなら良いとは思いますがDxOMarkのスコアを重視しすぎると客観的で校正な評価からずれる事も有るのでは。
私はモニターで見る事に特化したバイアスの掛かった測定だと思ってます。
鳥
あくまで個人的推測ですが、DxO MARK測定結果は、測定誤差が意外と大きいのではないかと思っています。
高感度の項目では、同メーカー・同センサー・同時期・同構造の撮像機構同士の機種であっても、5%前後の差がつくことが珍しくありません。α77や65の例や、Nikon 1のV1 と J1、など他にもコンパクトカメラの例も含めれば、その例はかなりの数です。差がある例を探すより、そう言ったケースで一致する例を探す方がかなり困難という事実が、それを裏付けているようにも思えます。
電圧や電流を測るテスターなどの至極単純な計測器であってすらも、端子の接続次第で毎回微妙に数値は変わるものですし、写真を元に計測している以上、何らかの誤差の内在要因は少なくないだろうと推察します。
ですので、余り小さな違いを見て一喜一憂する意味はほとんど無いのではないかと思います。2、3割違えば実際の差があるだろう、くらいの大らかな気持ちで眺めた方がよろしいのではないでしょうか。
yuta
数値を気にしすぎでは。
どれで撮っても大差無いんだから好きなのを買えば良いんです。
好きなカメラで数多く撮って感性を磨きましょう。
改札
シグマの社長がSD1は当初センサーの歩留りが悪かった、と言ってましたが、センサーの性能も完全に均質という訳でもないでしょうから、単純に個体差の影響も少なくないのでは?
α57もα77もサイズを揃えれば、ISO800程度まではこのスコアの通り殆ど差は無いと思います。
ただ、24MP機はそこを越えてからの落ち込みがちょっと大きすぎますね。
sigsegv
>機械計測が客観的で公正と言うのはちょっと過信しすぎでは?
「人間の評価より」と書いているはずです。
バイアスの塊のような人間の目と脳で「評価」した結果などより、遥かに客観的で公正だと言っているのです。
>私はモニターで見る事に特化したバイアスの掛かった測定だと思ってます。
全く逆です。
DxO Mark はデフォルトではプリントを前提に、画素数を考慮した一定の式で調整を加えたスコアリングを行っています。オプションでスクリーン表示前提の(つまり無加工の)計測結果を表示することもできます。
この方に限りませんが、DxO を批判する人はほぼ間違いなくサイトの説明を読んでないですね。
あちこちで何度説明してもキリがない。DxO もトップページに日本語で計測結果の見方を書いてあげてほしいですね。
あと DxO 否定派の人はたいてい「それが全てではない」と言いますが、誰も DxO こそが唯一無二で絶対の存在だなどと言ってないですね。
指標のひとつだなんてのは当たり前のことです。しかしながら、RAW データを対象にこれだけの計測結果をデータベース化して公開している機関は他に無く(少なくとも私は知らない)、センサー性能を知るための最も信頼できる情報源のひとつであることは疑いようがないでしょう。
私も DxO だけが情報源というのは不安なので、RAW 画像ベースでセンサー性能計測結果を計測手法と共に(←ここ大事) DB 化して公開している機関があるなら教えてほしいです。
クワズイモ
NEX-5Nユーザーです。マウントアダプターLA-EA2も使っています。両者とも使いやすくて愛用しています。
α57とNEX-5Nとの高感度の違いが透過ミラーによる損失分とすると、NEX-5NにLA-EA2を付けた時のLow-Light ISOはα57と同等になる、ということでしょうか・・・。
サイトで検索すると、透過ミラーによる減光は約30%とのことでした。とすると、今回の約1/2段分の違いは妥当なところかもしれませんね。
moumou
>>機械計測が客観的で公正と言うのはちょっと過信しすぎでは?
>「人間の評価より」と書いているはずです。
写真画質の評価としては多人数でのブラインドテスト的なものが一番公正で客観性の有る評価だと思いますしメーカーもサンプル抽出に少々偏りは有るとは言えそういった評価方法をしてるのでは。
写した写真を見て評価するのは人間ですから人間が評価しないと意味無いと思いますよ。
機械計測は人間の感覚との整合性を取った上で無いと単なる数字遊びになると思います。
それにプリント評価を重視するならRAWデータではなくてカメラ内jpegでプリントアウトしたものを評価すべきなのでは。
RAWはPCでの現像工程である程度現像者の意思が入りますし現像者の意思の入らないオート設定での現像では本当のセンサー性能を引き出した現像が出来るとは思えません。
(RAWを使う人は自分の表現に合わせた調整をする事を主目的に使ってる訳ですからオート現像は意味の無い使い方だと思います)
DxOMarkのようなテストを何故他がやってないかがこういった機械計測の限界を表してるんじゃないでしょうか?
こういった機械測定が画質評価として適切で多くの人の評価と似通ってるならRAW現像ソフトを出してる他メーカーやカメラメーカー、更に発展すればCIPAや
EISAなど業界団体がもっと重視してるはず。
結局の所、一ソフトメーカーの目安的数値だと思いますよ。
センサー性能の一部、それもどこまで公正正確な数値なのかわからないものを過信し過ぎると写真の本質を見逃してしまうのではないでしょうか?
田中
>写真画質の評価としては多人数でのブラインドテスト的なものが一番公正で客観性の有る評価だと思いますし
いや、それこそ機会(機械、人)毎の"条件"を平等にするのが難しいので誰もやってないし、
カメラ毎に機能や特性で得手不得手もある訳で撮影条件で評価も変わり、
その公平をどうやって担保するのかって話になります。
DxOMarkの話になるのは、ここが「ソニーα57のDxOMarkのスコアが掲載」の記事だからであって、
誰もそれが全てだと思ったり過信したりしている訳ではないのはコメントをちゃんと読めば解って貰えると思いますよ。
ふぁんとむ
ミラーレスの台東で、今はデジイチの立ち位置(販売戦略)として
どこに注力して開発するか、模索しているようにも見える?
本来は、α57は動体撮影に優れた個体にしたかったような気がしないでもないが・・・
(控えめな画素しかり、77と同等の連射性能しかり)
TLM技術自体は優れた技術だと思うので、いっその事、
動体撮影に徹底的に拘ったモデルってのを作ってみたらいいのではないだろうか
α9系→なんでもパワフルにこなすフルサイズ
α7系→APS-Cでバランスのとれた高画素ミドルクラス
α6系→ディスコン
α5系→画素控えめ、フルサイズを超える連射とバッファのミドルクラス
α3系→入門機
極端に性格の違うモデルってのはありだと思ってる
寛
moumouさん
JPEGでは、『センサーの性能』の評価をする上では役に立たないです。
役に立たないテストでは、誰も喜びませんよ。
センサーの得た情報から
『どういった絵作りをするか』(極端な話、青を強調するとか)
『シャープネスとディテールをどうバランスさせるか』
『ノイズと解像度のバランスをどう撮るか』
『(実際の)ISO感度をどう設定するか』
等は、それこそメーカーの哲学で決める話であり、『センサー性能』の評価には役にたたないです。
ガンレフみたいに、ダイナミックレンジが全て9EV前後に収まる検査に意義があるとは思えません。
また、結果として『ディテール部分を塗りつぶした』画像を、『高感度でも使える画像』とするのは、同じく意義があるとは思えません。(JPEGは、大なり小なり塗りつぶします。高感度でどこまで塗りつぶすかは、メーカー哲学次第ですが、JPEGの『機械的』評価では、塗りつぶした画像が高評価されるでしょう。)
更に、実行ISOにばらつきがありますので、更に評価が難しくなるでしょう。
例えば、Aというメーカーは、ISO1600(実効2400)、ISO3200(実効4800)としていたとします。
一方Bでは、ISO1600(実効1200)、ISO3200(実効2400)としていたとします。
この時、大抵のJPEG評価では、ISO3200で共に比較してしまいます。
結果的に、『B社の方が、A社のISO1600に多少劣るが、ISO3200の比較では半段ほどノイズが少ない』という様な評価がでたりします。
本当に比較すべきなのは、A社のISO1600とB社のISO3200であるはずなのに、です。
もちろん、『撮って出しで使用する』性能を重要視する人がいるのも分かりますが。
ただ、センサー性能が上がれば、撮って出しのJPEGの『精度』(8bitで処理している以上、『性能は上がらない』です)が上がる可能性も強いため、メリットはありますよ。
後、DxOは『現像して』評価しているのではありません。
大雑把にまとめますと、
1.ISO感度の実効値を確認する。
2.ドットあたりの情報量(ダイナミックレンジ、SNR等)を計測する。
3.画素数に応じて補正をかける
という3ステップに分けて計測しております。
鳥さんの言っている通り、多少の計測誤差はあるようですが、個人的には、この計測誤差があるからこそDxOは正直かつ丁寧にセンサー分析をやっていると感じます。
計測誤差の無い測定器なんて存在しませんし、いい加減に行うなら、それこそセンサー毎の性能には差が無いとしてしまえばいいので。
>>写した写真を見て評価するのは人間ですから人間が評価しないと意味無いと思いますよ。
もっともだと思います。
ただ、私みたいにDxOの評価を『感覚と合っている』と評価している人間も大勢います。
『オレはRAWなんて使わないから、DxOの評価は役にたたない』と言うのは、それこそ我儘ではないでしょうか?
DxOが完全に公正なテストであるとは、私も主張はしませんし、解像度等の他に評価すべき項目を評価していないのは確かだと思います。
ただ、穿った見方をしますと、RAWの評価方法をCodes and Standardsにされると、困りそうなメーカーが何社かありますし、そういうメーカーが強い力を持っている限りは、標準化はないでしょう。
また、この手のQA系の標準化は、
1.それをする事で、利益が得られること。
2.(鉄の降伏点とかがそうですが、)本定義により、強度不足による自重崩壊等の致命的なトラブルを回避する事ができる。
といった様な事が無いと、なかなか進みませんし。
なお、DxOのテストそのものに関しては
1.試験方法を示していて、追試験可能
2.ドットバイドットでの評価においては、概ね感覚と一致している
と、少なくとも『現時点においては』、比較的公正なテストであり、精度は高いと考えております。
また、『写真の本質』と『センサー性能の定量的評価』は、別々に行うことができますよね。
更に、個々人で持っている『写真の本質』はきっと違うのではないでしょうか?
カメ吉
こうやって比較して見ると.高感度への影響が大きいんですね。
高感度をとるか、連写をとるかって感じ。
Papa
DxO の評価..どれだけ意味あるのか疑問だらけです。この評価で良し悪し言うのは??ニコンに有利なデータが出ているようにも見受けられます。実際は?
moumou
寛さん
一般ユーザーが欲しいのはこのカメラでどんな写真が撮れるのか、じゃないでしょうか?
数値比較が参考になる場合も有るかも知れませんが…大多数の人が納得できる数値なら良いのですがDxOMarkの数値はまだまだ不完全なのでは。
DxOMarkの数値がどれだけ違うと実写の差がどれだけ有るのかも不明確ですしそういった曖昧な数値に頼りすぎる危険性を気にしてます。
(話の種としては面白い数字だとは思いますが)
例えば今回のソニーボディでの比較でα33とNEX-5Nの総合点の差が7有りますがその違いは実写でどう違うのか?
どれだけ数値差が有れば実写で差として認識できるのか明確になってないですよね。
特にRAWなら現像時の調整幅が広いですしある程度弱点を理解してるなら撮影時にカバーした写し方も出来ますよね。
RAWを使うほどのユーザーならカメラを使い込む中で利点弱点を把握してそのフィードバック設定を微調整する事も多いと思うのですがそういった使い方ならDxOMarkの数値の差ってかなり大きくないと性能差としては出てこないのでは?
カメラ任せのオート撮影jpeg記録が多いユーザーなら尚更RAWデーターでの比較では現実的な比較では無くなりますし。
いくらDxOMarkの数値が有効かを説明されても実写で感じ難いからこそ私のように疑問を持つ人も多いのでは。
(実際、微小な性能差なんて撮影時、現像時に十分カバーでして使いますし)
jpegではセンサー評価できないという意見も一般ユーザーが使かう場面ではモニター表示にしてもプリントにしてもjpeg表示が多いですしRAW現像してダイレクト印刷、TIFFからの印刷にしても現像作業での調整というステップが入るので撮影データーの無補正での比較って非現実的な比較なのでは?
RAWデーターでの比較なら単純な機械測定ではなくて適切な現像調整した出力で比較しないとカメラの差としては比較にはならないのでは?
(DxOMark方式の比較に意味が有るのかという事につながって行きますが…)
先にも書きましたが一ソフトメーカーの内部数値としては面白いとは思いますがグローバルな性能を表す数値としてはかなり不完全なものだと思います。
少なくとも各数値の差が実写出力に対してどれだけ影響が有るのか明示しない限りは数字遊びの域を出ないと思ってます。
あまりに数字至上主義が蔓延ってしまうと以前のノイズ絶対悪だった時のようにメーカーが振り回され、結果的にノイズを消しすぎた塗り絵画質のカメラばかりなった事の繰り返しになるのではという危険性を持っています。
(使いたいカメラが無くなってしまっては困りますから)
ちなみに私、RAW撮影がメインです。
寛
moumouさん
DxO Markをどう使いこなすかという点においては、総合点数よりも各個別の評価を見ましょう。
DxO Markにおいては、前述の通り、誤差は確かにありますので、数%の差にはほとんど意味はありません。
ただし、DxO Markの読み方をある程度わかってきますと、『購入する時』に役に立つケースが多いです。
仰る通り、自分の愛機なら、使いこなしでカバーできるケースが多いのはその通りです。
実際、私もリバーサルはそれでカバーしておりますし。
具体的には、自分の場合、主にダイナミックレンジのピクセル単位での評価とISO Sensitivityのプリント評価を購入時の評価に使用します。
ダイナミックレンジ:12EV前後なら白飛びや黒飛びを来にしなくても良い。10~11EVなら、白飛びか黒飛びのどちらかが発生する。8-9EVならリバーサル並に気を使う必要あり。
ISO Sensitivity:RAW現像前提なら、DxOの評価の1.5倍位までなら、個人的にはOK。それ以上なら、カメラ内の合成機能とかでお茶を濁す。
といった具合でしょうか。
ポートレイト主体の人なら、Color Sensitivityに関しても、個人的な評価基準を持っているのでしょうが、私は風景主体であまり持っていません。
なお、DxO Markが完全ではないと言ったのは、解像度評価とモアレ評価が定量化されていないからです。
この辺りも定量化されれば、塗り絵になった時に、『これは塗り絵である』と判断できるのではないでしょうか?
(一応DxOの本文レビュー中では、RAWにノイズリダクションの形跡が見られると、『ISOxxx以上ではRAWにノイズリダクションを掛けている痕跡が見られる』みたいな評価をしておりますが。)
なお、α33とNEX-5Nならば、個人評価としては、NEX-5Nなら同じ現像ソフトで一段上までISO感度を上げる事ができる、となります。
もちろん、他に評価すべき項目はありますが。
例えばAF性能だったり、ミラーショックの大きさだったり。
この辺りは、普通のレビューを読んだり、量販店で触れば済むことですね。
Mas
>大多数の人が納得できる数値なら良いのですがDxOMarkの数値はまだまだ不完全なのでは。
> これは見る人の大多数が「どのようなテストをした上での数値」というのを理解していないからでは?
当然画質のすべてを点数化したものでもないですし、これによってすべての善し悪しが分かるもんでもない。
そこを踏まえて「ある程度の指標」として使用すればいいだけの話です。
それを理解する気もないから、
>DxOMarkの数値がどれだけ違うと実写の差がどれだけ有るのかも不明確ですしそういった曖昧な数値に頼りすぎる危険性を気にしてます。
なんて心配が出てきちゃうんでしょうね。
これの肯定派の人は頼りすぎていないのに、否定派の人は「これがすべてじゃないだろ」って繰り返し同じことを言う…。
誰も「これですべてがわかる」とは言ってないのに。
「ある程度の指標なんていらん!画質のすべてを網羅した評価のみが知りたい!!」ってのなら、DxOMarkの記事をスルーすれば良いだけの話ですよ。
…そんな評価ないと思いますけど。。
田中
「 DxOMarkのようなテストを何故他がやってないかがこういった機械計測の限界を表してる 」なら
「 数字至上主義が蔓延ってしまう」心配
は無用だと思います。
moumou
寛さん
DxO Markの数値の活用の仕方は参考になりました。
ただ、現実的に活用するには個々人が自身の使用目的に合わせて数値の読み替えが必要である、
という部分とDxO Markの数値が表してるのはセンサー性能、あるいはカメラの描写力のごく一部でしかない、
という現実は有る訳で総合点数の意味の薄さは寛さん始め他のDxO Markテストの肯定者の一部の方々もテストの不完全さは認識されてるようですね。
こういった数値データーを理解して活用される人にとっては有用な事は否定しませんが総合点評価の意味の薄さや個々の項目の数値と実際の使用場面に表れる差が明確で無い、また誤差が明確で無いという不完全な部分はどうしても残るのでは。
個々の数値の意味合いや画質への影響がどう出るのか分からない人達が総合点を重視した見方をして各カメラの性能と勘違いする危険性は高いのでは?
私が何度もDxO Markテストの記事にネガティブな投稿をする動機として寛さんのように数値の意味合いをきちんと認識されてる人だけでなく総合点数しか見ないでこの機種が良いとか悪いとか単純化して捉える人が多すぎるという現実が有ります。
現状ではセンサー性能を全て数値で評価する事は難しく測定方法も標準化されて無いという事を理解してDxO Markの数値を参考にする事には特に口を挟むつもりは有りませんが不完全な評価がカメラの総合評価にすり替わって世に広まりメーカーがその影響を受けてしまう事を一番危惧しています。
最近ではDxO Markの記事でも肯定論ばかりでなく否定の意見も出てくるようになってますから取り越し苦労かもしれませんが…
私はカメラを選ぶ時は必ず沢山の実写を確認し細かい数字はあまり気にしないようにしています。
(過去にスペック重視で選んだカメラでストレスを感じた失敗も経験してます)
寛
焦っている時に書き込むと駄目ですね。
わかりづらい箇所が多すぎます。
ダイナミックレンジの所だけ訂正しますと、
訂正前:ダイナミックレンジ:12EV前後なら白飛びや黒飛びを来にしなくても良い。10~11EVなら、白飛びか黒飛びのどちらかが発生する。8-9EVならリバーサル並に気を使う必要あり。
訂正後:ダイナミックレンジ:12EV前後なら、何も気にせずに撮っても、白飛びや黒飛びはほぼ発生しない。10~11EVなら、設定次第では、白飛びか黒飛びのどちらかが発生する可能性が強まるため、多少注意が必要。8-9EVなら、適性露出以外では、リバーサル並に白飛び及び黒飛びに気を使う必要あり。
個人的には、α55でISO800以上を使う時には、セコニックのL-758Dで露出を計る時があります。
このように活用しますと、高ISOの割には良い絵を出してくれますね。
moumouさん
『計測した結果をもとに判断を下す』のは、個々人のお仕事だと思います。
総合点数を気にしてもしょうが無いのは、本当にその通りです。
ただ、ちゃんとDxO Markの解説をしっかり読めば、ちゃんとどう活用すべきか書いてありますよ。まあ、DxO Markの考える基準ではありますが。
具体的には、
ダイナミックレンジ:12EV以上をExcellentとする。マイナス0.5Ev位までならば、通常用途では気にする必要無し。(個人的にも妥当な所かと。)
カラー:22bit以上をExcellentとする。マイナス1bitは、通常用途なら気にする必要なし。(ポトレはあまり撮らないのでノーコメント)
という具合に。
DxOは、ちゃんと解説を読んでいない人ほど点数のみに拘ったり、役にたたないと主張する不思議なテストです。
ちゃんと読めば、膨大な量のセンサーを、同一の基準で計測していて、活用しがいのある素晴らしいテストなんですがね。
そういう点では、総合点が一人歩きしているというのは問題かも知れませんね。
また、誤差に関しても、どこまでが計測誤差で、どこまでが個体差かの判断は容易ではありませんので難しい所ですし。
ただ、これも同一センサー機種を見ていけば、概ね傾向は分かりますので、気にしすぎる必要はないと考えますが。
本気で標準化するのでしたら、まずは計器のCalibration方法から確立する必要がありますので、標準化は難しいでしょうね。
個人的には、DxOはセンサーの評価方法を変えずに丁寧に出し続けていますので、大変気に入っていますし、是非とも皆さんにも活用して欲しい所です。
もちろん、メーカー特有のレンズ群とか、メーカーの現像時の味付けだとか、解像度とか、AFの速度及び精度等他にも色々と尺度はあると思います。
ただ、このようは他の性能とDxOの評価になるような性能って、本来はDxOに現れるような項目とは別に議論可能な項目です。
まとめますと、
・感覚による部分と理論及び計測で数値化可能な部分を切り離して評価する
・ミクロな評価とマクロな評価を混ぜない(DxO(ミクロなセンサー評価)と作例の評価(カメラ全体(センサー+レンズ+現像方法)のマクロな評価))
という事を把握しておくと、カメラ選びの一助になるのではないでしょうか?
moumou
寛さん
数値の意味合いを理解して活用するという面ではそれなりに比較用のデーターにはなりそうですが…
やはりセンサー性能全体から見ると少々項目が少なすぎるのが引っかかります。
そもそも測定、数値化できないセンサー性能という部分も有りますし画質を評価するには性能全体のバランスが重要なので個々の数値にこだわり過ぎると「木を見て森を見ず」となる危惧は残ってしまいますね。
その辺りを理解して活用する分には有用なのかもと思います。
DxO寄りの考え方として
>・感覚による部分と理論及び計測で数値化可能な部分を切り離して評価する
というまとめ方は妥当だと思います。
しかし、センサー性能や画質の評価においてはミクロに分割した評価を集計しても数値化できない部分が抜けてしまい「人が目で見て感じる評価とのズレは残ってしまう」という問題点は残りますが、
この辺りは写真に何を求めるかという価値観の違いも有りますからまとめるのはかなり難しいと思います。
>・ミクロな評価とマクロな評価を混ぜない(DxO(ミクロなセンサー評価)と作例の評価(カメラ全体(センサー+レンズ+現像方法)のマクロな評価))
とまとめられてる辺り私の意見も汲み取ってもらってるので議論としてはこの辺りが落ち着き所かなと思います。
私の抽象的な批判に大して長々とお付き合い頂きありがとうございました。
リカちゃん
5D2・α55・77につづいて、一昨日(24日)に修理中のα55の代わりに57を購入しました。
57登場時に『α65の皮を被ったNEX5Nかな?』なんて思っていました。
3日間使ってみての感想ですが。薄暗い室内(自宅の廊下や小学校校舎内)、日陰の屋外、森の中、晴天の市街、夕暮れの田舎道(山の中)、自転車に乗っている子供等、色々な場所で色々な物を撮影してみました。
私個人の感想ではα77・55・5D2のDxOMarkスコアは妥当の様な気がしますが、α57はやはり1000以上のスコアは有るのではないのか?という気がします。
私は基本はRAW派ですが、JPEGでは気のせいかソニーの絵作りが
変わった様な気がします。
α77比でRAWでは0.3〜0.7段位、JPEGでは1〜1.3段位改善したような気がします。
ちなみに手持ちのRAWソフトではSILKYPIX DSP5のみ対応しており、Lightroom3は未対応だったので、あわててLightroom4を注文したところです。
α57、ファインダーの青被りは見苦しいけれど、出てくる絵は77を超えており、SONY初のISO3200常用かな?なんて思いますよ。
やっぱり『α65の皮を被ったNEX5Nかな?』って買った後でもそう思います。