ソニーα7SのS/N比とダイナミックレンジの測定結果が掲載

techradar に、DxOAnalyzerによるα7Sのノイズとダイナミックレンジの測定結果が掲載されています。

Sony A7S review

  • 我々は特製のチャートを注意深くコンディションを管理して撮影し、そして得られた画像からDxO Analyzerを使って下記のグラフを作成した。
  • JPEGのS/N比は最低感度と超高感度ではα7Sが最も高く、これはライバル機(D4S、α7、GH4)よりもよりα7Sの画質がクリーンであることを示唆している。
  • RAWのS/N比はGH4が大部分の感度でリードしているが、GH4感度域はα7Sほど広くはない。超高感度域ではα7SはD4Sを上回っているが、全域で非常に近い。
  • JPEGのダイナミックレンジは、全てのカメラ(α7S、α7、D4S、GH4)が良好だが、高感度域ではα7SがD4Sよりもずっと良好だ。
  • RAWのダイナミックレンジは、ここでもα7Sが高感度でD4Sを打ち負かしており、このことはα7Sがシングルショットで、より広い階調を捕らえることができることを示唆している。しかし、中感度域、高感度域でGH4がベストだ。

 

DxO Analyzer による測定結果ですが、本家のDxOとはかなり異なる結果が出ていて、特にRAWではm4/3機のGH4が非常に良好な結果を残しているのが興味深いところですね。とは言え、α7Sのセンサーが低感度域よりも高感度域で実力を発揮するという傾向はここでも同様のようです。

 

 JPEG S/N比

SonyA7S_JPEG_SNR.jpg

RAW S/N比 

SonyA7S_TIFF_SNR.jpg

JPEG ダイナミックレンジ

SonyA7S_JPEG_DR.jpg

RAW ダイナミックレンジ

SonyA7S_TIFF_DR.jpg