Fuji Rumorsに、富士フイルムX-H2Sの操作系に関する情報が掲載されています。
・Rumor Update: Fujifilm X-H2S with PSAM Dial
- リーク画像では明らかになっていなかったが、多くの人が既にそうではないかと疑っていた。富士フイルムX-H2Sで、X-Hシリーズにもモードダイヤルが導入されることになる。皆さんの予想は的中だ!
私の考えでは、できるだけ多くの専用ダイヤルがあることより楽しく実用的なことはない。しかし、モードダイヤルを搭載したGFX100Sも所有している。GFX100Sは操作は簡単で素早く操作できるが、面白みに欠ける。
モードダイヤルは操作性の観点から言えば、悪夢のようなエルゴノミクスからはほど遠いもので、それどころが、多くの人が便利だとさえ感じるかもしれない。
そして、富士フイルムがAPS-Cのハイエンドシリーズにもモードダイヤルを搭載することを責めることはできない。モードダイヤルを好むフォトグラファーは多いので、モードダイヤルの搭載は、富士フイルムの客層の拡大に役立つと100%確信している。
幸いなことに、富士フイルムにはレトロな操作性のハイエンド機(X-Pro3、X-T3、X-T4、将来的にはX-T5やX-Pro4も)もある。Xシリーズはレトロ好きにとって故郷のようなもので、今後もそうあり続けるだろう。
以前のリーク画像のダイヤル配置から、X-H2Sにはモードダイヤル採用されていると予想されていましたが、これでモードダイヤルの採用がほぼ確定しましたね。
モードダイヤルを採用したX-S10やGFX100Sは販売が好調のようなので、富士フイルムは今後も積極的にモードダイヤルを採用していくことになるのかもしれません。とは言え、X-TシリーズやX-Proシリーズは今後も従来の操作系を踏襲するようなので、モードダイヤルが好みではない方も一安心ですね。
[追記] 元記事のX-H2Sの画像はフェイクです。
jfu
H2Sにモードダイヤルが搭載されることはもう諦めましたが、TやProが代わりになるという意見には断固異を唱えさせていただきたいですね。
確かにT4はIBISも搭載して、「H1形無し、差別化出来てない」なんて言われもしましたが、H1はフェザータッチシャッターと、(富士では)唯一無二のグリップを有していました。ある種官能的な握り心地とシャッター+クラシカルなデザインが上手に融合していて、そこに惚れ込みました。
ひるがえって、T4やProシリーズは素晴らしいカメラ達ですが、その点が物足りません。
T4にL型グリップを付けて使ってる時期もありましたが、縦位置バッテリーと同じで、最初からそう設計されたものとあとから付け足したものでは全然使いやすさが違います。
フラッグシップを買う層と、3値ダイヤルの食い合わせが悪い事は重々承知ですが、無印の方はどうかH1に近いデザインでお願いします。所詮、趣味でやってる人間の戯言ではありますが……
羊栖菜
趣味性が高いシリーズと仕事に耐え得る仕様のシリーズに分かれていくのですかね。個人的には中途半端になるくらいなら、きっぱり分けてどちらのシリーズも存在していってくれれば、いいなと思います。
H1と操作性が変わりますが、富士は同一シリーズの後継機種でボタンレイアウト等が毎回変わると言っても過言ではないので、もう慣れました笑
999
おそらくHシリーズのコンセプトにaps-c版gfxもあるでしょうから自然な流れに思います
XTR
X-H2にモードダイヤルが採用される事はフジ全体にとって良い事だと私は思います。
新規顧客、他からの乗り換え、GFXユーザーからの買い増し等のユーザーが増えて、売れれば、その利益をX-TやX-Proシリーズの開発に使える。
それによって、より魅力的なX-T5やX-Pro4が発売されれば既存のフジユーザーも買い替えるといった良い循環が生まれる。もしかしたら新しいシリーズが生まれるかもしれない。
☆けむり
X-S10を使っています。D750との2台使用です。
モードダイヤル自体はレトロなダイヤル操作が良いという人以外は問題ないと思いますが、問題は設定メニューです。
ダイヤル操作をモードダイヤルに移行しただけなので非常に使い難い。カスタム設定で何とか凌いでいますがこの点が改善されないとH2の性能が向上しても他社から移行した人や他社機を同時に使う人にはストレスが溜まります。
H2のモードダイヤルがフジの唯我独尊にならない事を願いばかりです。
ゆう
モードダイヤル歓迎です。
GFX100Sのように、カスタムポジションが6つ(C1〜C6)あると嬉しいです。
3×2のバリエーションができるので。
そのまま中判(GFX)に誘われそう...笑
風
X-T1以来のX-T4およびGFX50Rのユーザーです。
私の場合、レトロダイヤル装備と言っても、SSはTポジション、絞りはAポジション、露出補正はCポジションに置いて、ファインダーをのぞきながらコマンドダイヤルで選択しています。感度ダイヤルだけはマニュアルで設定しています。
つまり実際にはSSダイヤル、絞りリング、露出補正ダイヤルの操作はしていないのです。
MFレンズの場合は当然絞り優先になりますし、流し撮りのような場合はシャッター速度固定のSS優先も使います。
絞り、SS、露出補正の関係がわかっている人ならば、基本どちらの方式でも同じだと思いますが、PSAMモードダイヤルに慣れた人はX-TやX-proの方式はやはり戸惑うでしょうね。
コアなユーザーだけでなく、これからはPSAMモードダイヤルに慣れた人(35mm版ユーザー)も違和感なく取り込もうという戦略だと思いますので、私は否定しません。我々の好みがユーザー拡大の障壁になってはいけないと考えるからです。
甘党
グリップの深いHシリーズならモードダイヤルで正解と思います。
グリップが深いと右手の握り変えが難しいので、軍艦部のダイヤルを頻繁に操作するレトロな操作性との相性は悪いと思っていました。
とは言え、自分はモードダイヤル方式は嫌いなのでT5を待ちます、、、
バフ
GFXと併用する方もいらっしゃいますので、モードダイヤル機の選択肢があるのはいいと思います。
そして、Pro3という究極のレトロ操作機があり、Tシリーズもダイヤル操作は維持されるでしょうから、十分理解できる話ですね。
E1からXシリーズの操作系に慣れ親しんできましたが、T4にSTILL/MOVIEレバーができて、静止画は軍艦部ダイヤル、動画の絞り・シャッター速・ISO設定を前後レバー、と棲み分けて使うようになった身としては、動画ではシャッターダイヤルが使いにくすぎると思います。
thwhykca
速写性という意味では、ファインダーを覗いたまま露出値を変えられる方がいいんですよね。X-T3とX-E3を使ってますが、シャッターダイヤルはTにセットして後ダイヤルで、ISOダイヤルもAにセットして前ダイヤルで操作するようにしています。レンズ側の絞り環と合わせ、これで露出三要素をファインダー覗いたままで変えられます。基本マニュアル露出のみなので露出補正ダイヤルも使ったことがありません。なのでモードダイヤルになっても何ら問題ありません。ならばなぜ富士を使うのかですが、私がXシリーズを使う一番の理由は唯一のAPS-C専用マウントだからです。フルサイズ信者ではないので、レンズを含め機動性と画質の最適解がAPS-Cなのではと思っており、そこが富士のフィロソフィーと合致するのだと思います。レトロな操作系だけが富士を選ぶ理由ではないはずです。X-Hラインを明確に差別化する意味でも良い選択だったのではと思います。これで今後X-Tラインとしっかり棲み分けていけるんじゃないでしょうか?
XE
50S IIで多少慣れはしましたが、Cモードダイアルの挙動が既存Xシリーズのカスタム設定と異なり地味に不便です。具体的には毎回上書きされるか、毎回初期値に戻されるかでXシリーズのような直前の設定は記憶しつつ別のカスタムから変更したら初期値になるという挙動が使いやすく感じます。ここはXシリーズ同様の操作体系に合わせて欲しいところ……。
レンズの絞りリング以外はもう諦めているので、モードダイアル採用は残念に思いますが購入・見送りの決め手にはなりません。問題はバリアンなのかチルトとの合わせ技なのかです。まあこれも期待できなさそうなので当分は貯金フェーズだと思ってますが。
X3
GFX50SからGFXを使い始めたユーザーですが、GFXをモードダイヤル機だと断言してしまうことに抵抗を感じます。TvとかAvを使わなくてマニュアルモードで撮影する場合、使い勝手の良い左肩のダイヤルが遊んでしまうので嫌なんですよね。あるいは、ニコンの四葉ダイヤルのほうが…。