CAPA CAMERA WEBに、ヨドバシカメラの2022年の年間の交換レンズ販売ランキングベスト20が掲載されています。
・1年間で一番売れたレンズは? 売れ筋レンズ2022年間ランキング
- データ集計期間 : 2022年1月1日~12月31日
第1位 キヤノン RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM
第2位 ソニー FE 24-70mm F2.8 GM II
第3位 キヤノン RF70-200mm F2.8 L IS USM
第4位 タムロン 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD (Eマウント)
第5位 シグマ 24-70mm F2.8 DG DN | Art (Eマウント)
第6位 ソニー FE 70-200mm F2.8 GM OSS II
第7位 タムロン 28-75mm F/2.8 Di III VXD G2 (Eマウント)
第8位 ニコン NIKKOR Z 24-120mm f/4 S
第9位 ニコン NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S
第10位 タムロン 35-150mm F/2-2.8 Di III VXD (Eマウント)
第11位 ニコン NIKKOR Z 100-400mm f/4.5-5.6 VR S
第12位 キヤノン RF100-400mm F5.6-8 IS USM
第13位 キヤノン RF24-105mm F4 L IS USM
第14位 シグマ 28-70mm F2.8 DG DN | Contemporary (Eマウント)
第15位 ソニー FE 24-105mm F4 G OSS
第16位 シグマ 85mm F1.4 DG DN | Art (Eマウント)
第17位 キヤノン RF24-70mm F2.8 L IS USM
第18位 キヤノン RF14-35mm F4 L IS USM
第19位 ニコン NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S
第20位 ソニー FE 50mm F1.2 GM - メーカー別ではタムロンが(トップ10に)3機種で一歩抜け出し、キヤノン、ソニー、ニコンが2機種、シグマが1機種で追う大混戦となった。また、すべてがミラーレス用のレンズで、一眼レフ用レンズのランクインはなかった。市場はすっかりミラーレスが主流となったようだ。
- 2022年の年間ランキング1位はキヤノンの望遠ズーム「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」。首位争いの激しい交換レンズランキングの中で、1位と2位にそれぞれ4回ずつランクインした。キヤノンは望遠ズーム2機種がトップ3入りした。
- 年間ランキング2位はソニー「FE 24-70mm F2.8 GM II」。2022年の交換レンズランキングではトップに5回立ったものの、6月発売ということで年間ランキングの首位には一歩とどかなかった。
- 年間ランキング4位はタムロン「28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD」(Eマウント)。タムロン勢は3機種がランクイン。
- 年間ランキングの8位と9位にはニコン勢が並んでランクインする。9位の「NIKKOR Z 70-200mm f/2.8 VR S」は、生産上の都合から発売が半年延期され、その後も供給不足に悩まされてきた。
BCNランキングでは、ニコンとキヤノンの2022年の交換レンズの40%以上が一眼レフ用のレンズという集計結果になっていましたが、ヨドバシではトップ20まで全てミラーレス用のレンズで、BCNとかなり異なる結果になっているのが興味深いところです。
キヤノンはトップ3に2機種、トップ20に6機種ランクインしており、RFレンズの販売は好調のようですが、マウント別のランクイン数で見るとやはりサードパーティー製レンズが豊富なEマウントが強いですね。
ソニーはトップ3に1機種、トップ20で4機種と、サードパーティー製の競合するレンズも多い中、なかなか健闘しているという印象です。ニコンは人気のレンズが発売後に短期間で供給不足になってしまうことが多いので、潤沢に供給されていれば、もっと上位にランクインした可能性が高そうです。
Aki
Eマウントはサードパーティに門戸を開いていても、しっかりとトップ10に純正が2つランクインしているのは流石ですね
VrMr
Fマウントからのニコンユーザーですが、2022年は所有レンズでZマウントがFマウントより上回りました。ランキングはやはり予想通りズーム中心で、自分が知りえるZマウントに関してはランキング4本どれも外れなく良い出来であると思いますしそのうち一本は既に購入して他の3本も購入様子見です。
また他社の上位ズームに関しても素晴らしい仕様だと思いますしランキングは納得できます。
ただ昨今のズームは便利で画質も良いと思うのですが、今は単焦点が面白くZでは大半が単焦点で運用しております。これがすっかりツボに嵌るのでレンズシステムってたいへん面白いですね。
ジェラ
発表時はLなのに7.1は暗すぎるという声が聞かれましたが、蓋を開けてみれば大好評で、写りの良さと軽さのメリットは特に高く評価されました。
なのでCanonのLレンズ群としてもレフ機時代の常識を変えた一本として名を刻んだと思います。
並レンズの100-400の方も12位に入っているのでズームのこのスペックは正解でしたね。
東雲
10位以内にRFレンズが2本とも望遠ズームしかないって事は新規ユーザでもなく…って事ですよね。
量販店で買う層で、この現象だと新規でカメラ買うと金額的にSONYボディでサードレンズって流れなんですかね…
そろそろCanonの利益率上げてマウント非公開での影響が出てきてそうですね。
Canon好きなら買うけど、そうでない人は安く組み合わせ出来る他メーカーに流れてしまいますよね。
Canonは、そろそろシグマ辺りに特別解禁してあげないと苦しくなりそうですね…
Oort
RF100-500mm F4.5-7.1、良いですね。今のキヤノンの明るいレンズと暗いレンズの両極端な出し方は好きです。購入時と持ち出す時に、どちらにするか迷わなくて済みます。
Bluemoonx
RF100-500mmは2年ほど前に購入、愛用しています。
今年は噂の×1.4エクステンダー付サンニッパに期待。
swing
ヨドバシのランキングは売り上げだったと思うので、販売数ランキングであるBCNと大きく傾向が異なるのが面白いところ。
ヨドバシランキングだとキヤノン/ニコンユーザーのミラーレス移行需要が大きそうですね。レンズ揃ってきたしボディーも2世代目に入ったし、ハイアマ層が移行してる感じかな。
そして安定のEマウント。ヨドバシでもBCNでも強いってことはよほど普及してるんだろうなぁ…。
そして全てフルサイズ。
フジやマイクロフォーサーズは引っかかりもしませんね…。
キヤノン/ニコンが移行期で売れてるのもあるんでしょうけど、やはりフルサイズじゃないと単価が上げられずランキングには載れないんでしょうか。
消費者としては安くて高品質なレンズの方が好ましいですけど、経営的には厳しいのかもね。
T・YAMA
他社ユーザーですが、11月にヨドバシで新規にR7&100-500mmを購入いたしました。野鳥撮影に、軽くて非常に助かっております。野鳥にはキャノンがいいのかな。
電卓
ソニーは、サードパーティーに食われて、もっと売れていないのでは?とも思っていましたが、ボディーの台数そのものが多いのか、心配にはおよばない様子ですね。
他のランキングと照らし合わせても、安価なものから高額なものまで、売れている様子で、あらためてミラーレスの先行者という感じですね。
まーやん
現状RFマウントで500mm以上をカバーするズームレンズはこのレンズしかありません。
野鳥等の動きの速い被写体にはAFの速さも重要ですから、望遠域かつ高速AFが必要なユーザーには必須級のレンズとも言えますね。
一時期は品薄でしたが、供給も落ち着いてきているようですね。
個人的にはサイズ・重量は二の次にして、もう少し明るいf値の超望遠ズームがラインナップにあっても良いかなと思いますね。
くま
ソニーはサードパーティーをうまく使って交換レンズの選択肢を増やしてますね。
ニコンも徐々にZマウントで増えていく感じかな。
Z50を使う自分としてはDXをもっと増やして欲しいですね。
路傍のカメラ好き
>swingさん
定期的に出る話題ですが、ヨドバシのランキングも台数だと推定されます。
少なくとも2021年6月までは台数と明言されていたPHILEWEB月間ランキングと、同月のヨドバシ単体半月ランキングの傾向は類似していました。過去記事への自分のコメントが出てきたのでリンク貼っておきます。
https://digicame-info.com/2022/03/52022247-iv1.html#comment-420634
なおBCNランキングとの乖離は、ヨドバシやマップなどの高級機が売れる店舗がほぼ含まれていないことが要因と思われます。
あだチン
ヨドバシカメラのランキングは400mm, 600mmなどの超望遠レンズであったり、ライカの高額単焦点レンズが突然上位にランキング入りする事からも金額ランキングと考えて差支え無いかと思っています。
akarin
RF100-500mmについては、テレ端F7.1が不満と思っていても、RFマウントで200mm以上の望遠ズームとなると実質コレ一択なので、必要なら買うしかないという人もいるのではないでしょうか。(F7.1が不満な人がテレ端F8の100-400を選ばないでしょうし)
私もずっと購入を躊躇していましたが、待っていてもEF100-400mm F4.5-5.6L IS II USMのRF版が出るわけもなく、諦めてRF100-500mmを購入しようかと考えています。
しかし、それを売れているから大好評と言われてしまうのは、ちょっと違和感を感じますね。
セラビー
標準から望遠レンズばかり売れてますね。
広角ズームも魅力的なものが結構発売されていると思っていましたがキヤノン18位だけとは。
クリーム茶
かなり前から何度も議論になってますが、ヨドのランキングは台数ベースと結論が出てたはずです。
swing
ヨドバシの2020年5月下期のコンデジランキングでは、19050ライカQ2(75万円)が一位になっているので、てっきり売上額だと思ってたんですが違うんですかね?
https://getnavi.jp/capa/news/338220/
いくらコロナ禍最中といえど、ライカQ2の台数が他のコンデジより多いとはちょっと思いがたいんですが…。
あだチンさまもおっしゃってますが、ライカの高額レンズが突如上位に居ることもあるので、金額ランキングだろうと推測しています。
キヤノン等の高額でもポピュラーな製品の場合、数も売れるので台数ベースとあまり乖離しない結果になるのではないでしょうか。
とはいえ、あくまで売れ筋ランキングですからね…。何か計算して出してる可能性も否定はできないかも。
タスク
自分もヨドバシランキングは金額ベースと思ってますし、そのような話をよく聞きますね
しろもち
「年間の売上を集計した2022年の年間ランキングを発表する。」と書いてあるので売上ランキングなのではないですか?
ロッキーチャック
上で路傍のカメラ好きさんも言ってるけど、ヨドバシは台数ベースだと思われます。
①PHILE WEBのヨドバシのランキングは台数ベースと明示されていた
②PHILE WEBとCAPAのランキングは同じような結果(集計期間が違うから完璧に同じではないけども)
③したがってCAPAのヨドバシのランキングも台数ベース
ほる
台数ベースであれば、各社の撒き餌クラスのレンズが全く入っていないのは不自然に思えます。
200F1.8
400mmでF6.3になるのが残念ですが、素晴らしい描写のレンズです。F値の暗さに躊躇せず使ってみれば、撮影の幅が広がると思います。
swing
いつまでもランキングの謎を引っ張るのも良くないですが、例えば2021年1月下期ランキング。
https://getnavi.jp/capa/news/359235/
オリンパス「M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO」がトップ。100万円。
いくら新発売ブーストとはいえ、これが、10位の キヤノン RF50mm F1.8 STM より本数出てるわけがないという…。
2021年5~6月にも顔を出してますし、高額レンズが少し多めに売れるだけでガツンと上に行く仕組みだと思います。
一方、安価なレンズでも数が出ればランキングの上に居るわけで、「注目度」という点では我々ファンの心情に良くマッチしたランキング形式だと思います。
まさに売れ筋ランキング。というか買いたくなるレンズランキング…。
そういう意味でも上位陣は納得しかないですね。
ほっじす
swingさんのコメントを見ると台数ベースは不自然に見えますね。
とはいえ、まぁ、集計方法がよくわからないランキングということでどっちでもいいですかね。。
passer-by
参考までにPHILE WEBに載ってた去年3月のヨドバシの台数ベースランキングです。今は50mm F1.8の撒き餌レンズよりもバカ高い50mm F1.2のが数が売れるご時世なんでしょうね。
■ヨドバシカメラ
<ズーム>
1 キヤノン「RF100-500mm F4.5-7.1 L IS USM」
2 キヤノン「RF70-200mm F2.8 L IS USM」
3 タムロン「35-150mm F/2-2.8 Di III VXD」
4 キヤノン「RF100-400mm F5.6-8 IS USM」
5 キヤノン「RF70-200mm F4 L IS USM」
<単焦点>
1 シグマ「85mm F1.4 DG DN | Art」
2 ソニー「FE 50mm F1.2 GM(SEL50F12GM)」
3 キヤノン「RF50mm F1.2 L USM」
4 ソニー「FE 35mm F1.4 GM(SEL35F14GM)」
5 キヤノン「RF50mm F1.8 STM」
らいたー
店によって売れる物って全然違ってるので
ヨドバシって案外マップカメラ並にカメラマニアが買ってる店なんですかね
山親爺
RF100-500、機動性があって、写りも良いです。
小型船で手持ちで野鳥撮影に使いましたが、64が使えない場面では、これで文句はありませんでした。
路傍のカメラ好き
2020年5月のコンデジランキングを見たところ、PHILE WEBの台数ランキングでは1位COOLPIX P950・3位TG-6ですが、CAPAの上期10位・3位、下期7位・6位でした。
P950の方がTG-6より高額なので、CAPAの集計方法が台数でも金額でも、PHILE WEBとは矛盾します。
……PHILE WEBランキングの集計対象店舗が各チェーンの一部のみ、ってことありますかね。例えばヨドバシは新宿と秋葉しか見てない、みたいな。
そもそもPHILE WEBは1位5ポイント × 6チェーンで総合30ポイントが最大のように読めるのにフツーに超えてるのがチラホラいるあたり、実はこちらの集計方法の方が怪しいんですかね……?
https://getnavi.jp/capa/news/336342/
https://getnavi.jp/capa/news/338220/
https://www.phileweb.com/sp/news/d-camera/202007/01/841.html
いずれにせよヨドバシがマニア寄りなのは間違いないです。ビックどころかキタムラより高額寄りなランキングなこともありますし。
さいたまじん
マップのランキングも最初は「あんな高いカメラばかりなのに台数ベースのわけない」って意見多かったが、結局、台数ベースだったわけで