PHILE WEBに、大手カメラ店5店の2023年5月のミラーレスカメラの販売ランキングベスト5が掲載されています。
・ニコンの新製品「Z 8」が絶好調。カメラ専門店全5社で初登場1位
- 5月発売のニコンの新製品「Z 8」が、データ提供全5社ですべて初登場1位と鋭い立ち上がりを見せた。5月18日からニコンのカメラやレンズが価格改定されたことでの駆け込み購入が追い風となったのか、値上げ対象となった「Z 9」がマップカメラとフジヤカメラで2位、ヨドバシカメラで3位と順位を上げている。
■ヨドバシカメラ
1 ニコン「Z 8」
2 ソニー「α7IV(ILCE-7M4)」
3 ニコン「Z 9」
4 ソニー「α7IVズームレンズキット(ILCE-7M4K)」
5 ソニー「α7R V(ILCE-7RM5)」
■ビックカメラ
1 ニコン「Z 8」
2 ソニー「VLOGCAM ZV-E10パワーズームレンズキット(ZV-E10L)」
3 パナソニック「DC-G100V-K」
4 キヤノン「EOS R10・RF-S18-150 IS STM レンズキット」
5 ソニー「α7IVズームレンズキット(ILCE-7M4K)」
■カメラのキタムラ
1 ニコン「Z 8」
2 フジフイルム「X-S10ダブルズームレンズキット」
3 ソニー「VLOGCAM ZV-E10パワーズームレンズキット(ZV-E10L)」
4 キヤノン「EOS R10・RF-S18-150 IS STM レンズキット」
5 キヤノン「EOS R50 ダブルズームキット」 ※2023年3月17日発売
■マップカメラ
1 ニコン「Z 8」
2 ニコン「Z 9」
3 ソニー「α7IV(ILCE-7M4)」
4 キヤノン「EOS R6 Mark II」
5 フジフイルム「X-H2」
■フジヤカメラ
1 ニコン「Z 8」
2 ニコン「Z 9」
3 キヤノン「EOS R6 Mark II」
4 キヤノン「EOS R7・RF-S18-150 IS STM レンズキット」
5 キヤノン「EOS R8」
ニコンZ8は大手カメラ店5店全てで初登場1位と上々の滑り出しですね。Z8はヨドバシやマップカメラ、フジヤカメラのようなハイエンド機が強いカメラ店だけでなく、比較的低価格機が強いビックやキタムラでも1位になっているのはすごいですね。また、値上げ前の駆け込み需要とは言え、発売からかなり時間が経っているZ9が上位にランクインしているのも目を引くところです。
PECO
ニコン使いとしてはうれしいことです。
ちなみに写真仲間から先ほどメールが入り、マウント不調のZ8の修理は、発送日から4日目には直って帰ってきたそうです。
コツメチャン
これは凄い。
全店で1位を獲得したカメラって、ここ最近見たことない気がします。
わさびみそ
Z 8は発売直後、Z 9は値上げ前の駆け込みという事情はあれど、ニコンが売れているのはいちユーザーとして嬉しいですね。
ボディだけでなくレンズの売り上げも楽しみです。
F3P
Z8と今度の180‐600で映像部門の売り上げはここ2~3か月は好調が続きそうですね。
ぶらりん
Z8がどれだけ待ち侘びていたか、の象徴みたいなランキングですね。
ボディが売れれば、新レンズの在庫は枯渇、ということに直結しそうですが!
タカシ
少し前までニコンが元気なくて、生産工場も海外などのニュースもありましたが、元気な波ってやっぱりあるんですよね。
Z8もZ9も、あのスペックで、あの価格。
1, 2位を占めて当然の結果と思います。
うにシステム
富士フイルムX-T5がランク外。
これはカメラが欲しい人に全く行き渡っていない様に思えて仕方がない。
この状態でX-S20の発売開始は本当に大丈夫なのだろうか?
シロクロ
最近のニコンは値付けが上手いですよね、レンズも含めこの性能をこの値段でという部分で顧客の心をがっちり掴んでると思います。
d800z7
若いころからのニコン好きにはこのどんちゃん騒ぎ、とてもうれしいです。この状況をしっかり分析し今後の展開を練り上げていただきたいと思います。ここ何年かどこを向いてもSやCで寂しかったヨー。
動画に注力しただけあてえZ8の4K動画は素晴らしい。ダヴィンチで適当にブラーをかけると大げさに言えばそこにいるよう。
oto
ニコンは、キヤノンやソニーのように動画専用機がないから、カメラに全部のせ出来るのでそこも強みですね。
ちゃちゃまる
Z8売れてますねぇ。Z9いいのですけど歳のせいか長時間移動や使用はかなり重く感じていいました。いろんな面でZ8はバランス良いかもしてませんね。
ひろい
ニコンは1機種あたりの利益がキヤノン比で2割ほど少ないようです。
この値付けで利益出てるのか心配になる。
ボディをギリギリで売って、レンズの売り上げでなんとか利益を出す!という構造じゃなければ良いですが、、
アルファ
>ニコンは1機種あたりの利益がキヤノン比で2割ほど少ないようです。
これってソースはどこです?
Moc
パナソニック G100売れてるんですね。
興味深いです。
けいくん
>アルファ
日経新聞ですね
ここで記事にもなっています
https://digicame-info.com/2019/11/3-49.html
ちばちば
アルファさん
かつてニコン一眼レフは、旧機種との互換性のためボディ内モータを内蔵し、絞りもメカと電磁の両方に対応するなど複雑で、キヤノンは工場の自動化が進んでいることもあり、ニコンは2割程度コストが高いと言われていました。
日経か東洋経済の記事に載っていたように思います。
しかし、ミラーレスはボディー内モータもなく、ニコンはZ 9とZ 8、Z 50とZ fcなど部品を共有化してコストダウンしていますので、Z 8など現行機種もそうなのかはわからないですね。
SJS
飛ぶ鳥を落とす勢いで売れまくったZ9に代わり、今度はZ8が絶好調。うまくバトンが渡りましたね。そして、Z8が落ち着いた頃には、Zfが登場。Nikonの戦略通り?
アルファ
>けいくん
リンク先の記事はカメラ事業全体の話であって、ひろいさんの言われている1機種あたりの利益の話はでてませんね。
単体ごとの利益率などは社外秘でしょうし。
1toZ
ニコンは直近の FY2022 は利益率約 18.6% でむしろ高利益率ですね。
Z9 や Z レンズがむしろこの利益率をけん引しています。
今期も Z8 が高利益率に貢献すると思われます。
過去には挙げられているような問題もあったと思いますが、
そうした一眼レフ時代の問題に対して改善、解決に取り組んで
ミラーレスでのラインナップを見直した結果として今があるということだと思います。
キヤノンの内製化率の高さはミラーレスでも健在で
R50 や R10 の価格競争力の高さに結びついていると思います。
光軸
遅レスですが、1台当たりの利益率の話は2019年の記事ですね。
これは同じ製品が大量に売れると一気に上昇します。タイでの生産集約も更に進みました。メカシャッターレス化の効果もかなり大きいでしょう。
Z9、Z8で利益率は様変わりしていますよ。