日経新聞中国版に、2023年のミラーレスカメラの世界シェアに関するデータが掲載されています。
・日本経済新聞中文版(found via SonyAlphaRumors)
- (EOS R1の発表会で)キヤノン副社長の都倉剛氏はソニーを「最大の競争相手」と呼んだ。キヤノンはフラッグシップカメラを投入することでソニーの追撃を退けたい考えだ。調査会社テクノシステムリサーチのデータによると、2023年のミラーレスカメラの世界出荷量では、1位のキヤノンが41%、2位のソニーが32%となっている。
ミラーレスカメラの2023年の世界シェア
1位 キヤノン:41.2%
2位 ソニー:32.1%
3位 ニコン:13.2%
4位 富士フイルム:8.0%
その他:5.5%
以前に取り上げた2022年の世界シェアのデータは、デジタルカメラ全体のシェアなので、この記事のミラーレスカメラのデータとは直接比較はできませんが、ソニーが更に存在感を増していると見てよさそうですね。
ニコンに関しては、ミラーレスカメラの時代になってからはシェアを追わない戦略に転換したようで、それが数値にも現れているという印象です。富士フィルムは8%と、結構存在感のある値になってきましたね。
タブ
昨年はニコンはZ8と4QのZfの需要がそこそこと言うところでしょうか。
シェアを追わない戦略は経営判断でしょうが、ただ少なくともある程度のシェアが
ないと、シグマやタムロンからZマウント用のレンズが出てこないですからね。
そういう意味でもタムロンとのOEM体制・シグマとのマウントに関する正式表明を
行ったんでしょうか。
Z6IIIが出てきて、出来ればそろそろいい加減にAPSC機のモデルチェンジが必要と
思います。いつまでZ50系統を引っ張るんでしょうか。
ソニーはもう少し行くかと思いましたが、ラインナップが全て揃いつつあるキヤノン
はやっぱり強いですね。ESOR100やR50クラスを作って、売り上げも利益も出せる
というのが。
の需要ばかりでニコンはZfとZ6IIIの投入がありますが
KA
シェアの話が出ると上位3社が話題になりますが、本当に危機的なのはこれでないですか?
>その他:5.5%
Lumix, OMDS, Leica, SIGMA, Hasselblad, etc... を合算して5.5%ですよね?
特にLumix, OMDSは事業継続できるのでしょうか…
規模が小さすぎると研究開発費も少なくなり、中・長期的に見れば撤退も視野に入りそうです
Kazuu
ニコンと富士フィルムはシェアを追わない方針のようで、これだけのシェアがあるのは良いのではないでしょうか。
その他はライカ、パナソニック、OM、ペンタックス、リコーでしょうか。
ライカは別として、このシェアで頑張っていくには特定の分野で魅力ある商品力が必要でしょう。
蘇にお
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA172H50X10C24A5000000/
昨年の耐久消費財の普及状況を調査によると、
デジカメの2人以上の世帯普及率が昨年ついに5割を切ったようなのでもはやシェアを追っても利益に繋がらなければ意味がないのかもしれませんね。
カルマ
2024年業界地図(出版の時期が2023年なので、データ的には2022年)だとミラーレス機の台数ベースでキヤノンが154万台、ソニーが125万台だったので、2023年はキヤノンがシェアを伸ばして、ソニーは横ばいって感じですね。ただ、金額ベースだとソニーの方が550億円位上回っていたので、その差がどうなったのかが気になります。
Oort
今年、キヤノンはR1、R5 IIが出るので、次は金額ベースでも1位をとりたいところですね。
ニコンとフジは趣味性の強いカメラを出しているところが良いですね。
take
ミラーレスシェアの話題をみるといつも驚くのですがCanonってそんなにシェアがあるんでしょうか 私のいる環境が特殊なのかもですが 都内でもほとんどCanonのミラーレスは遭遇しないもので Sonyとフジとパナがほとんどに感じているのですが。なにが売れているんでしょう。
モリ
エントリーモデルは、新製品が出しにくいのでジリ貧になりそうですね。
性能的には、十分と思いますが。
中級以上が高額になりながら少しずつ出てくるのでしょうか?
個人的には、OM-5がオールマイティーと思いますが先行きが微妙です。
スナッキー
PENTAXはミラーレスやってないしRICOHのGRもミラーレスではない。
となるとパナ、OMDS、ライカ、SIGMAで分け合う5.5%なんでしょうね。
にしても、キヤノンとソニーで凄い事になってますね。
なかしま
後発のキヤノンがここまでシェアを伸ばしたことに驚きます。
Panasonicを入れると、ほぼ100%が日本のメーカーですね。
値上げの相次ぐ中ですが、応援したいです。
F1.2
コパアメリカなんかみても
まだまだCanonが多いです。
プロシェアではCanon強いですね。
さらにR1やR5mark2が発売されれば
スポーツカメラマンはCanonに
流れそうですし、
Appleと組んで3Dでも先行してるので
プロの現場をしっかり押さえてる印象です。
ジェラ
キヤノンは今でもエントリーやめてないので他が軒並みやめた状況では選択肢自体が限られて一時期よりは美味しいのかもしれない。
先週の国内posデータのBCNランキングでも2位3位6位あたりにR10やR50が入ってますし。
R50なんて散々酷評され自分も同意したけどマーケティングとしては間違ってなかったんだなと。
そもそもランキングの上位はほぼソニーとキヤノンで埋まってますからなんとなく納得するものがあります。
世界は販売拠点がしっかりしているところの方がより売れるでしょうし。
SoA
カメラを目的達成のツールとして考えるとここの上位メーカーのユーザーになるのが無難という感じでしょうか。シェアを追わないメーカーはPENTAXみたいに趣味道楽ツールに全振りしても良いかも知れませんね。
やすし
キヤノンの場合は、社外製のレンズに頼らなくても
しっかり顧客を抱え込む事が出来るんですね!
興味深い結果です。
Mio
キャノン、ソニーでシェア7割とはあらためて凄いことですね。
キャノンのシェア率の一部はエントリー機ユーザーかと思いますが、撮影する行為は鉄撮りや鳥撮りなどその他、業務目的でなくても様々な趣味に付帯するものと思います。写真や動画の撮影を多様な趣味の、より多くの人が楽しんでいけるよう、(旨みが少ないとしても)エントリー機をできるだけ続けていただきたい。エントリー機だけでも多くのバリエーションを展開してくれるキャノンさんには感謝しかありません。
rocky
4年前にRPを買った頃は、この先Canon大丈夫かなぁと心配していましたが、杞憂でしたね。特に、無印レンズだけでほぼ全てのジャンルが撮影出来るラインナップになりましたから有難いです。これからも各社と競い合いながらカメラ業界を盛り上げて欲しいです。
フォベオン使い
アマチュア目線ですが、高画素機が軒並み50万円前後になっていくなか、4000万画素の最新型が30万円以下で買える富士が伸びてくるように感じています。
NikonやCanonは2400万画素の中堅機が30万円を超えてますが、凄まじい連写能力や動画を撮る人ってそんなにいるように思えないんです。
スマホとの差別化は連写能力や動画じゃなくても、そもそものレンズ交換が出来るとか、大口径のボケが綺麗とか、そういうのを手の届く価格で展開することではないかと思います。
Canonは確かにエントリー機を作ってますが、その次が余りにもかけ離れていてアマチュアには手が出せない領域にあるように感じます。
その点、富士は性能、デザイン、価格、アマチュアが満足感を得られるいい点を抑えているように感じます。
野鳥大好き
なんと、Lマウント勢が総勢でも5.5%未満なのですね。
OMが野鳥・リスと旧オリンパスファン等の支持で3~4%あるような気がしますので、Lマウント勢は1.5~2.5%といったところでしょうか。
かく言う私は幻のSAマウントユーザーですが。
規模拡大を目指さずに、現在の規模を維持して事業継続するならこれでやっていけるのかな? ちょっと心配ですが。
まあくん
全体のパイが縮小する局面なので、他社からシェアを奪うという考え方よりも、業界全体でどうやって盛り上げて、新しくカメラに興味を持ってもらうかということが大事だと思います。25万円以上の製品ばかりでは、なかなか初心者は手を出しにくいように感じます。
summicronユーザー
画素数が〜連射が〜等の数値だけではマーケティングからみたらあまり的を得ていないのかなと思います。
スペックを言い訳にうちの製品は凄いんだけど売れていませんは単純に、メーカー総合力がなくブランド価値が顧客に届いていないのでしょう。
しかしソニーはやはり強いですね。
結局センサーを自社開発出来るメーカーに優位性があるのでしょうか。
CANON、SONY以外はシェア確保できないならニッチなゾーンで戦うしか無さそうです。
rad
Canonのミラーレスは去年はまだMマウントの残りがあったと思いますが、
今年はもうほぼ在庫もなくなり、RFマウントに完全移行しているでしょう。
ここからが本当のシェアかなと思います。R50とR100というエントリーがどこまで機能するかですね。
ただフルサイズはかなり苦戦してる印象なので、今年出てくる2機種、更には噂のR6Ⅲでどこまで挽回できるでしょうか。
日本はSONY一強の印象が強く、もっと頑張って欲しいの一言です。
hui
国内のプロスポーツや報道ではCNがダントツですが、動画需要となるとSがダントツ。時点を強いて上げるならCが現状です。
一度はSへ移った方々も古巣へ戻っている印象も受けます。
一方、ほぼGFXしか見かけない様な現場もあり、全体シェアだけでは計り知れないマーケットもありますね。
4423
数年前、ニコンはこのままでは二強の地位から没落して3位グループに埋没するのではと思ってましたが、踏みとどまっている感じ。
しかしZ9、8の躍進やZfの存在があっても三強と言える所まで行けてないのは厳しいですね。
私が良く通う鳥撮現場(多くて30人弱規模)ではニコン・ソニーが二強で、それに次ぐ規模でOMユーザーがたくさん居ます。
ソニーは機種がばらけますが、ニコンはほぼZ9か8、OMはOM-1一択です。(機種別で見ればZ8とOM-1が二強状態に)
この肌感覚が現実(シェア)と乖離しているのは承知ですが、各社とも「これでなくては」と思っているユーザーは大勢います。
厳しい状況ですが、各社(特にその他グループ)事業継続できるようなりふり構わず凌いでほしいところ。
パヤパヤ
キヤノンさんは強いな
ミラーレス用のレンズ高いのにそれを買える財力のある方々そしてこの前の発表されたカメラもめちゃくちゃ高性能AFだしこりゃ売れますね
自分はニコンなんでニコンに一票で今更Z8買います。
sodai
ミラーレス市場も寡占にならずに、多様性が欲しいものですね。
各社各様の戦略があって、差別化された魅力的な製品が
数多く発売されることを希望します。
そのために私は判官贔屓でゆきます!
タロウカジャ
他の方も書いておられますがある程度のシェアがあり生産規模がなければ、その企業内で当該部門が消滅してしまいます。
特にデジタルカメラはかなりのマンパワーと開発研究費用が必要なのであまり小さいと存続が心配です。
ニコンは、キャノンやSONYとは事業規模、事業内容ともに違いすぎますが一眼レフではもう少しシェアを拡大してもいいかもしれません。
ミノル
このデータのCANONはKISS-Mの数字も大きいと予想しますがどうでしょうか。
MがなくてもCANONはN、Sと違って廉価機を出しているので首位だと思いますが。
BB2
日本で見かける外国人が持っているカメラの多くはフジな気がします。
他はキヤノンかソニーで案外ニコンを持っている人は見かけないような・・(都内や富士山周辺の観光地)
ちなみに日本人でフジを持っている人の遭遇率は低いです。
あくまでも私のイメージですが。