キヤノンの常務がミラーレスの採用も検討していると発言

ロイターのインタビューに、キヤノンの真栄田雅也常務のインタビューが掲載されています。

〔Executive Talk〕 キヤノン<7751.T>が台湾で一眼レフ増産、全社で年1000万台規模へ=真栄田常務

  • 新商品については、ソニー、パナソニック、オリンパスが展開する「ミラーレス一眼」に対抗して、小型・軽量の一眼レフカメラを発売する意向を示した。真栄田常務は「パフォーマンスを落とさずにカメラを小型化するのは最大の課題。来年は面白い商品が出ると思う」と述べた。小型・軽量の手法として「ミラーレス」を採用することも技術的に検討しているという。
  • キヤノンでは東日本大震災で部品調達が停滞し、デジカメの生産が一時落ち込んだ。これに対して真栄田常務は「6月末でサプライチェーンが正常に戻った。7月初めから潤沢に製品を販売会社に供給できるようになっている」と述べた。

 

キヤノンは基本的に小型・軽量の一眼レフで各社のミラーレス機に対抗する計画のようですが、ミラーレスシステムを採用する可能性も検討しているということなので、どちらに転ぶのかはこの話だけではまだわからないですね。

来年の「面白い商品」がKissシリーズよりも更に小さな一眼レフなのか、それとも全く新しいミラーレス機なのか、興味深いところです。