キヤノンが「EOS 9000D」と「EOS Kiss X9i」を正式発表

キヤノンが、エントリークラスの一眼レフ「EOS 9000D」と「EOS Kiss X9i」を正式に発表しました。

"EOS 9000D"と"EOS Kiss X9i"を発売

  • キヤノンは、本格志向ユーザー向けの"EOS 9000D"と、ファミリー向けの"EOS Kiss X9i"の2機種を2017年4月上旬より発売する。
  • 「デュアルピクセルCMOS AF」をエントリークラスで初めて搭載しており、ライブビュー撮影時において、世界最速の高速AFを実現。ファインダー撮影時においても、上位機種「EOS 80D」(2016年3月発売)と同じオールクロス45点AFを採用している。
  • 2420万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーとDIGIC 7の搭載により、高画素でありながら、最高ISO25600(動画撮影時は最高ISO12800)の常用ISO感度を達成。
  • 最高約6コマ/秒の高速連写撮影が可能。
  • スマートフォンなどの携帯端末やパソコン、プリンターなどの周辺機器への接続手段として、Wi-Fi / NFC / Bluetoothに対応。

 

EOS 9000Dと、EOS Kiss X9i は上面の液晶と、サブ電子ダイヤルの有無を除くと、スペック的にはほとんど変わらないようですね。

両機のスペックは噂通りで、どちらもデュアルピクセルCMOS AFと、オールクロスの45点AFが採用され、エントリーモデルとしては非常に強力なAFシステムが採用されているようです。

また、DIGIC7の採用で高感度性能も改善されているようです。連写も速くなっているようで、派手な新機能こそありませんが、両機ともに基本性能が全体的に大きく底上げされているという印象です。

[追記] 新しいキットレンズEF-S18-55mm F4-5.6 IS STMも正式に発表されています(商品紹介ページ)。旧型と比べるとかなり小さくなり、手ブレ補正が強化されているようです。

[追記2] 店頭価格は最安値で、9000Dが約10万5000円、Kiss X9iが約9万5000円(いずれも税込)程度のようです。